共振回路の Q 値およびスイッチの時比率とオン抵抗を考慮した DE-E級 dc/dc コンバータの設計
関屋 大雄, 呂 建明, 谷萩 隆嗣
電子情報通信学会非線形問題研究会, pp.7-12, Feb. 2003. [pdf document]

<Abstract>

DE-E 級dc/dc コンバータは1 MHz 以上という高い動作周波数の下で高電力変換効率が達成可能な回路 である. しかしながら, 設計をするにあたりいくつかの仮定, 理想化を行わなければならないという問題点がある. 本 研究では, DE-E 級dc/dc コンバータにおいて, あらゆる共振回路のQ 値およびスイッチの時比率とオン抵抗に対応 できる設計方法を提案する. 提案する設計方法は, ルンゲ・クッタ法とニュートン法を組み合わせ, 設計値の導出を数 値的に行うものである. 提案する設計方法を用い様々な条件下での設計値, 動作特性を示す. さらに回路実験を行い, 提案する設計方法の妥当性を示す.

 

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