RBFネットワークを用いたOFDMチャネル推定法におけるパイロットシンボル配置の検討
矢崎 暁彦, 関屋 大雄, 横手 俊倫, 呂 建明, 谷萩 隆嗣
2004年電子情報通信学会ソサエティ大会, pp.A-5-4, Sept. 2004. [pdf document]

<Abstract>

直交周波数分割多重(OFDM) が用いられる無線通信環境下では, フェージングなどの影響によりチャネル特性が大きく変動する. そのため, パイロットシンボルと呼ばれる既知の信号を挿入することで, 受信信号のフェージングの影響を補償するチャネル推定が必要である. これまでにチャネル推定法として, RBF ネットワーク(RBFN:Radial Basis Function Networks) を利用した非線形なチャネル推定法が提案されている. RBFN を用いたチャネル推定法は, 他の線形なチャネル推定法と比較し, 良い特性であることが示されている. 本研究では, RBFN を用いたチャネル推定 法に対して様々なパイロットシンボルの配置とチャネル推定の手順を検討する. また, シミュレーション結果からRBFN を用いたチャネル推定法におけるより良い配置と推定手順の組み合わせを示す.

 

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