DS/CDMAにおける並列処理を用いたパイプライン型逐次干渉キャンセラの解析
横手 俊倫, 関屋 大雄, 呂 建明, 谷萩 隆嗣
2004年電子情報通信学会ソサイエティ大会, pp.A-5-13, Sept. 2004. [pdf document]

<Abstract>

直接拡散符号分割多元接続(DS/CDMA) 方式では, 多 元接続干渉がシステム容量を制限する要因となっている. 文献[1] で提案されているパイプライン型逐次干渉キャ ンセラ(PSIC) は, ユーザ数が増えるに従い処理遅延が 増加するという問題がある. また, 干渉レプリカの生成 精度の低下によって誤り率特性が劣化するという問題が ある. 本研究では, 並列処理を用いたパイプライン型逐 次干渉キャンセラを提案し, 解析を行うことで誤り率特 性を評価する. 解析とシミュレーションの結果から, 提 案方式の有効性と解析の妥当性を示す.

 

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