無線マルチホップネットワークにおけるRTS/CTS を考慮したスループット及び遅延解析
林田航平, 眞田耕輔, 小室信喜, 関屋大雄
電子情報通信学会 複雑コミュニケーションサイエンス研究会(CCS), Aug. 2016. [pdf document]

<Abstract>

無線マルチホップネットワークにおいて,Request to Send/Clear to Send(RTS/CTS) を使用することに より,隠れ端末問題を解決できるが,オーバーヘッドが増加する.本稿では,RTS/CTS を用いた無線マルチホップ ネットワークにおけるスループット及び遅延の解析表現を提案する.本解析では,各端末のフレーム保持確率及び送 信失敗確率を解析的に表現し,任意の負荷,任意のペイロード長,任意のホップ数に対するスループット及び遅延を 導出する.解析結果とシミュレーション結果との比較により,本解析の妥当性を示す.

 

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