SDNと暗号通貨を用いたVoIPに対するQoE提供システムの提案 <Abstract> 5G をはじめとするモバイルネットワークの発展に伴い，VoIP (Voice over Internet Protocol) や，ビデオ ストリーミングなどのトラヒックが年々増加している．これらのサービスはパケット損失や通信遅延に敏感であり， ユーザの求める QoE (Quality of Experience) を満たすためには適切できめ細かなリソースの提供が求められる．その ためにはネットワークのモニタリングが欠かせない．また，将来のネットワークでは，サービスに対する取引は使用し た分だけ支払えるオンデマンド型従量課金であることが望ましい．本研究では SDN (Software Defined Networking) を用いて VoIP フローに対して QoE を提供するシステムを提案する．また暗号通貨である IOTA を取引に用いること で従量課金型のシステムを実現する |