研究室の紹介動画

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    2024 研究室説明会

    12/23(月) 16:10 ~, 1/7(火)16:10 ~

    1/9(木) 17:50 ~, 1/15(水)17:50 ~

    1/22(水) 17:50 ~, 1/27(月)16:10 ~

    所要時間は1時間ほどです!

研究室の生活や研究内容について説明します
お気軽にお越しください!!

研究紹介

本研究室では「エネルギー環境問題を意識したあらたな情報通信社会を目指して」をテーマに、無線通信、通信用電源、ニューラルネットワークに関する研究を行っています。

環境と通信

IoT(Internet of Things)技術の発展により、あらゆるセンサに無線発信機が取り付け、多種多様なデータを自動的に収集できるようになってきました。 IoTで得られた情報をAI(Artificial Intelligence)で処理すれば、人の手を介することなく、リアルタイム環境データから我々をサポートする知的環境システムを実現できます。 しかし、IoTネットワーク上でリアルタイムに大量の情報を取得されるためには、通信技術のさらなる発展が必要であり、また、情報の売買システムを構築することも喫緊の課題です。

当研究室では、TCP(Transmission Control Protocol)を改良し、複数の通信路(無線と光など種類が変わっても構わない)を用いて情報を送ることにより、 通信容量および通信の頑強性の向上を目指してMultipath TCPの研究開発を、世界的に主導して進めています。また、IoTの環境情報の売買をシームレスで行うことができる電子決済システムの構築を目指しています。

電源回路とエネルギー環境問題

現在、太陽光、風力、振動、電波などあらゆる自然エネルギー(グリーンエネルギー)を有効利用する「エネルギーハーベスティング」技術が注目を集めています。ここで、大事なことは、人類はこれらエネルギーを最終的には「電気」にして使うことになる点です。自然エネルギーから人にとって使い勝手の良い電気の形に修正する回路が「電源回路」であり、この電源回路における電力損失を削減することは、自然エネルギーを真の意味で有効活用するためのキーテクノロジとなります。 当研究室では、各種無線電力伝送システム、EV向け電源、その他基礎技術の確立に向けて研究を進めています。エネルギー損失を低減する電源回路設計ソフトウェアを開発し、高性能な電源回路の開発速度を加速させることにより、エネルギー環境問題に貢献します。

知的IoTネットワーク

IoT(Internet of Things)ネットワークは、多種多様な情報をリアルタイムで取得し、サーバに収集します。そして、サーバ上でデータを処理して我々の生活をサポートする情報を提供します。しかし、サーバにあまりのも大量の情報が集めようとしても、通信容量には限界があり限界があります(情報爆発)。また、サーバ基地の消費電力は膨大で、発電所が必要とされるくらいの電力を消費しています。

当研究室では、IoTネットワークとスパイキングニューラルネットワーク(SNN)を「ネットワーク」のもとで統合することにより、IoTネットワークのAI化を目指しています。IoTネットワークの中で知的情報処理ができるためサーバが不要となります。したがって消費電力を大きく削減できるため、環境問題に貢献します。

Copyright (C) 2001- S-Lab., Dept. of Information and Image Sciences, Faculty of Engineering, Chiba Univ. All Rights Reserved.